ラベンダー「長崎ラベンダー」 :ジャパンフラワーセレクション(JFS)受賞品種

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主催:ジャパンフラワーセレクション実行協議会

ラベンダー「長崎ラベンダー」

2008_200s.jpgジャパンフラワーセレクション推奨品種
受 賞 年:2008-2009
部 門 名:花壇苗部門
品 目 名: ラベンダー
品 種 名: 長崎ラベンダー (登録名:城南1号)
出 品 者: 長崎県農林部農産園芸課
育 成 者: 油屋靖男
育 成 権 者: 本田保男
LinkIcon栽培記録シート


問い合わせ先:
ラベンダー研究会 (長崎県花き振興協議会鉢物部門) 本田保男 
住所:長崎県諫早市栗面723-2 電話:0957-22-3640

推奨ポイント

長崎県の高校生が発見したラベンダー。

暖地でも夏を越すことができる暑さに強い品種。

5~6月に咲いた後、軽く切り戻しを行えば、9~11月にもう一度咲く。(1年で二度咲くラベンダー

草丈が伸びる品種なので、クラフトやラベンダースティック等にも利用しやすい。

北海道のイメージの強いラベンダーを、西南暖地の花壇用として販売できる。

品種情報

特 徴

  • 暖地でも夏を越すことができる耐暑性を有する品種で、一度植えれば数年間楽しむことができます。
  • 5~6月に一度咲いた後、切り戻しを行えば、9~11月にもう一度咲くため、長い期間、花・香りを楽しむことができます。
  • 草丈が伸びる品種なので、クラフトにも利用しやすいです。
  • 北海道のイメージが強いラベンダーを西南暖地の花壇用として販売することができます。
  • 長崎県の高校生が育成した品種で、ラベンダーのイメージと異国情緒が薫る街・長崎のイメージとを組み合わせたポスター・POP・ラベル等を準備中です。
  • 花色は淡紫で、分枝性は少なく、縦に伸びやすい品種。
  • 開花の早晩性は中程度で、二季咲き性(5~6月、9~11月)を有し、香気は中程度である。
  • 暑さに強く、暖地でも夏を越すことができる耐暑性を有する品種です。
  • また、既存品種の開花時期は初夏ですが、本品種は、5~6月に一度咲いた後、切り戻し(花がらを取り除く程度)を行えば、9~11月にもう一度咲くという開花期間が長い品種です。

育種にまつわるストーリー

育種のきっかけは長崎県の高校生

 「長崎ラベンダー」は、「長崎県立大村城南高等学校」(大村市)の畑に植えられていたラベンダーの中から高校生自らが発見したことから始まります。これを生徒たちと先生が一緒になって大切に育てられた後、地元の鉢物生産者グループの手により新品種として完成しました。
 こうして長崎県の高校生の発見から始まったラベンダーの新品種「長崎ラベンダー」は、実に10年もの年月をかけて完成したのです。

高校生から譲り受け「長崎ラベンダー」を品種として完成させた地元の鉢物生産者グループ「花き振興協議会鉢物部会」により、種苗登録、生産販売が行われています。

管理方法

日当たりが良い場所に植え、雨水がたまらないように排水対策を行う。

初夏の開花が終わったら、花がらを速やかに取り除くと初秋からもう一度花が楽しめる。

また冬の切り戻しを行うことにより、翌年以降も花が楽しめる。

花壇植えがお勧め(プランターの場合は大きめのものに植える)

植え時期
9月~10月、3月~4月 (秋植えが好ましい)
用土の種類
水はけのよい土が好ましい。
排水改善を図るため、粒が大きい用土(日向ぼら土等)や落ち葉等を多目に投入し、石灰も300g/1㎡程度施し、30cm位下までよく混ぜると良い。
植え付ける場所を周りより、高く盛り上げて植え、溝を切って、水が流れ出るようにすれば、さらに望ましい。
日当たり
日当たりの良い場所(西日が当たらない方が望ましい)
肥料
定植前に苦土石灰などでpHを調整する。
水やり
土壌が乾いてきたら灌水を行う。
冬場や曇天が続く場合は灌水を控える。
植え替え時期
鉢物の場合、花壇に植え替えると長い間楽しめる。
防除
あまり消毒する必要がない


上手に花を咲かせるには

初夏の開花が終わったら、花がらを速やかに取り除いて下さい(花穂にその下の葉を1対付けて切り取る)。

夏を越して、9月頃から秋の開花が始まります。

11月~12月頃、花が終わるので、花がらを取り除いて下さい。

翌年2月頃に、下から20cm位を残して、切り戻してください。その時に、枯れた葉も除去して下さい。

3~4月頃、新芽が動き始め、初夏にまた開花します。

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